名無しのヴィランズ :2023/07/08 09:10:44
どうしても気になるので書き込ませて下さい…!
最近何度か「竜とドラゴンは違う」という表記を見かけるのですが、ツイステ作中において使い分けされてるのは「『龍』と『ドラゴン』」であり、「『竜』と『ドラゴン』」はむしろほぼ同一の扱いをしてるようなテキストが多いです
大別すると東洋では龍と呼ばれることが多く、西洋ではドラゴンと呼ばれる事が多いです
西洋では悪魔、日本では妖怪やお化けと呼ばれる幻の生物が発展していった位の違いがあると私は思いますヨーロッパのドラゴンで有名なものならワイバーン、ズメイ、ピスヘント、ファフニール、ヨルムンガンド、ワーム、リヴァイアサンetc…
中国の龍で有名なものとしたら青龍、黄龍、虹(コウ)etc…
インドも実は過去にドラゴンが多かった区域でナーガ、シャガラ(沙伽羅、別名海龍王)etc…
日本におけるドラゴンらしき生命体といえば八岐大蛇や九頭龍などが存在しますやはり傾向から見ても「龍」という漢字を使ってるのは大半はアジア圏周辺のドラゴンであり『龍』と『竜』と『ドラゴン』は区別されているのではないかと私は思います
そもそもガーゴイルもドラゴンの変種と言われており…(以下略)
名無しのヴィランズ :2023/07/08 11:24:17
ドラゴン研究会の活動は見るだけではない
書き込みもしている
名無しのヴィランズ :2023/07/08 11:44:38
ときどきいろんな分野で現れる博識監さんの書き込みは見ていて大変勉強になるから好き
名無しのヴィランズ :2023/07/08 11:50:29
ここの掲示板を見てるとドラゴンや爬虫類の生態についてどんどん詳しくなる
名無しのヴィランズ :2023/07/08 12:45:56
素人意見で恐縮ですが、ドラゴンと龍とはちがうという見解はマレウス・ドラコニア氏が述べている通り、ツイステッド ワンダーランドでの生物分類として区別がされていると思います。
その上で、竜と龍の字自体の違いについては、元々龍の字が簡略化されて竜になったと言われているようです。
字の日本語的意味としては同等なのですが、ツイステやライトノベルなどで使い分けられているのは
・もともと日本にあった龍の存在+簡略化されていない龍の字
と
・西洋のドラゴンの存在+後からできた簡略化された竜の字
がそれぞれ結び付いたからだと考えます。
では、西洋のドラゴンと日本の龍はなぜ分けられたのか。
西洋では宗教的に神の創造物から外れる存在は悪魔とされてきた歴史があるのに対して、日本には自然崇拝の宗教感が生きているため、水辺に生息する蛇と近い/水神/日本の氾濫が多い川や水害/人知の及ばないもの、これらのイメージが混在して龍という存在になっていると私は思います。
(東洋全体の龍については知見がなくすみません)
こちらは木主氏のおっしゃる、西洋のドラゴンは悪魔的、日本の龍は妖怪的、という意見に近いかと思います。
ゆえに、漢字自体の意味は同じでありながら、ドラゴンと龍を区別/差別化するために龍と竜は使い分けされていると言えるのではないでしょうか。
(以下略)
名無しのヴィランズ :2023/07/08 14:12:03
竜が龍の旧字体であることには間違いないのですが
漢字の元になった最も古い文字とされる甲骨文字の形は『竜』の文字に似ているそうで、その次に古い文字である金文は『龍』の文字に似ているそうです。
成り立ちから考えると龍が竜の親ではなく兄が竜で弟が龍のような兄弟関係に近いみたいです。
しかし、龍が旧字体になったのは歴史的に見栄えが派手な龍の文字の方が採用されたからではないか、という話をぐぐって見かけました。
私自身20年ちかく昔の小学生のときに読んだ某ライトノベル(4兄弟が竜に変身する)で、龍より竜のほうが漢字としての成り立ちは古いという蘊蓄を読んだことがあり、この木を読んで急にそれを思い出しぐぐってみた次第であります。
名無しのヴィランズ :2023/07/08 14:17:49
そ、創○伝…?なつかし
引用元:当ブログ雑談板
コメント一覧
では、スケモンでマレウスがドラゴンの尻尾出してたけど、それだと衣装と噛み合わなくなってしまう、ということでしょうか?
面白くて全文読んでしまった…!
ドラゴン研究会スゲー!
思い出したのは、はてしない物語に出てくるホワイトドラゴン
あれ、形は龍っぽいやつじゃなかった?
すげー
実際龍と竜(ドラゴン)じゃイメージするものが違う気がする
個人的な印象だけど翼の有無があると思ってる
個人的なイメージだと
龍は蛇とかに近い感じの胴体で
ドラゴンは鰐とかトカゲみたいな体かなと思っていますね
なお語意的にはドラゴンの方が蛇の意味あるらしいですが・・・